岡田有希子「WONDER TRIP LOVER」

うさぎいぬ

2011年05月11日 15:25



30代未満の人は知らないでしょうけど、40代の人にとっては、カリスマ的な存在のアイドルとして岡田有希子さんがいます。彼女はポスト松田聖子としてデビュー。松田聖子さんと同じサンミュージックに所属して、これからの将来を期待されました。
そんな岡田有希子さんが亡くなって26年ほどの歳月が経ちますが、彼女が自殺した理由のひとつに失恋という説があります(一部では、俳優のMTにふられたと言われていますが、実際はKMへの恋愛を事務所の関係者が厳しく叱責したとも言われています)が、今でも真相は闇に包まれています。
この歌は、EPOさんが作詞・坂本龍一さんが作曲した歌で、86年3月に発売されたアルバム「ヴィーナス誕生」の1番目に収録されています。ちなみに原曲は坂本龍一さんの「Ballet Mecanique」です。

「失恋して、夜通し泣き明かして、又恋をして...」­というフレーズがありますが、この歌を提供させたときに、彼女はどんな思いを抱いていたのだろうか…?
私は彼女のライブに行っていませんが、この事件の数日前のライブのMCで、彼女が失恋について触れていたと聞いたことがあります。ひょっとして、この曲について触れていたのでは…と思います。
芸能界の中でも優等生と言われていた彼女ですが、思い込みもかなり激しかったそうです。事件後、報道を聞いたジャイアンツの桑田真澄選手は「悩みがあるのなら、僕に相談してくれたらよかったのに…」とコメントしていたのを記憶しています。
もし、この事件がなかったら、本当に芸能界は遣り甲斐も感じさせてくれる世界だと思っていたかも知れません。しかし、この事件があったからこそ、私たちは少しずつ大人になっていったのかも知れません。


http://www.youtube.com/watch?v=FVFdMAqAPg8


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