森川美穂「赤い涙」

うさぎいぬ

2011年04月12日 11:23



1986年に発売された森川美穂さんの「赤い涙」は彼女の3枚目のシングルで、数多くのヒット曲を手がけた秋元康氏が作詞した曲ですが、あまり表に出ない曲でした。
その理由としては、歌詞に「校舎の屋上から…」というフレーズが問題になったのですが、直接的な理由は、同じアイドル歌手だった岡田有希子さんが飛び降り自殺した事件があり、社会的な事情を鑑みて、この曲のキャンペーンが展開されなかったようです(注:発売は事件の前でした)。
負けん気が強かった彼女でしたが、この事件は相当、精神的にも参っていたようで、自身が執筆したエッセイ「傷あと」(ソニーマガジンズ)にも触れられていました。
ちなみに、彼女は菊池桃子さんと誕生日が1日違いで、通っている高校と所属レコード会社が同じということで、アイドル歌手として売り出されていましたが、本人曰く、かなりコンプレックスを抱いていたようでした。私としては、自分の妹のような性格のタイプで、それなりに良かったですけど…


http://www.youtube.com/watch?v=B9m6zm83dkE

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